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2016年 01月 15日
イワイワールド
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なんだかそういう気分になって、
懐かしのスワロウテイルと、ラヴレターを読みました。
あの頃私は高校生だったかそれとも卒業したばかりだったか、
なにしろ高校3年になってからほとんど学校に行かなかったので記憶は曖昧ですが、
とにかくこの2つの作品が話題になった時、私はもうイタイくらいヒリヒリと、青春真っ盛りでした。

だから私の中で、この小説と結びついて喚起されるのです。
朝の自転車や、黒板の落書き、賑やかな放課後、
地元の、今思えば短い、でも当時は私の欲しいものがいっぱい転がってた繁華街。
あるいは駅前の社交場、夏のテトラポット、いつも所在無かったオール明けの朝、薄暗いカラオケボックス。
そう、カラオケでしょっちゅう歌っていました、愛のうた。
特にスワロウテイルはサントラが大好きでした。
でした。というか、今も好き。

個人的に、小説版に限って言えばそこまで素晴らしい内容だとも思いません。文字になった会話は陳腐だし。
でも、映像と、音楽と、あとたぶん思い出補正とで、イワイワールドは私の胸を、
なんだかぎゅぎゅぎゅーと、締めつけます。


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by yo54321yo54321 | 2016-01-15 11:22 | 日記
2016年 01月 08日
漂流記
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ここのところ手に取った本が、何冊か連続で不発でした。
面白くないわけではないのだけど、「ふぅーん」くらいの読後感。
お正月だから(?)難しいことを考えたくなくて、池井戸潤・伊坂幸太郎辺りのエンタメ小説ばかりを借りたのが敗因でしょうか。

しかし本日、数冊ぶりに、きました。
『柔らかな頰』桐野夏生

これはぐいぐいと見事に引き込まれ、
嗚呼もう寝なきゃ、でもあと1ページだけ…
って具合につい夜更かしをするはめに陥りました。

幼女の失踪をベースに、何人かの大人たちの人生が描かれます。
それぞれ考えさせられるというか、
決して抗えないもの、その中で一人の人間が持ち得る強さや、狡さとも置き換えられる弱さ、
そういう描写に吸引力のある作品でした。

ちょっと感動してしまったのが、これが謎解き小説ではなかったことです。
失踪した幼女に何があったのか・犯人は誰なのか、
それが明かされることが、ゴールではなかったことです。
そこの匙加減が、(変な言い方ですが)勇敢だなとすら思いました。

登場人物の誰かに共感とか、感情移入できるわけではなく、
それなのに、ただただストーリーに惹かれて夢中で読んでしまうという、
私にとっては少し珍しい読書体験でした。
ブラボー。





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by yo54321yo54321 | 2016-01-08 21:54 | 日記
2015年 12月 30日
windows
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我が家には大きな窓が、たくさんあります。
今日はその全部を、上から下まで綺麗に拭き上げました。(主人が)

それから、そもそもの築年数の古さに、その窓の多さも関係あるのか、
リビングがとても寒いので、床にジョイントマットを敷き詰めました。(主人が)

厚さ2cmのマット、これを敷くとだいぶ暖かくなるし、
白い木目調もなかなか良い感じです。
ソファやテレビ、冷蔵庫をどかしながらの大変な作業で、
おまけに端の方は部屋の柱に合わせて採寸し、糸ノコで切って繋げるという面倒も、
ほとんどすべて、一人でやってくれました。主人が。
ありがとう!

家のためにたくさん働いてくれた主人を、夜は笑顔で忘年会に送り出します。
力不足な妻ですみません、行ってらっしゃ~い。
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さて、私は何をやっていたかというと、
どうせ力仕事などは居ても役に立たないため、
ベッドで読書をしておりました。
『ボクには世界がこう見えていた』/小林和彦

図書館でタイトルを見た時に、
『ぼくには数字が風景に見える』/ダニエル・タミット
という以前読んだ本を思い出しました。
これは、サヴァン症候群の方が書いたもので、興味深い内容でした。

今回読んでいたのは統合失調症の方の書いた本なのですが、
序盤、彼の独りよがりや自己顕示欲が文章からさえも匂い立つ程に迫ってきて、
正直なところ、なにこれ、と思いました。
でも、そうです、それが統合失調症という病気なのです。

読み進めていくうちに、
ああそうか、そうだよな、統合失調症闘病記、って書いてあるよな、
と、遅まきながらやっと理解できてきて、
そのなんともいえない"ホンモノ"の感じに、ぞくぞくしてしまうのでした。
ぞくっとするのは、誰の身にも降りかかる可能性があるせいでしょうか。

ネットの掲示板なんかで「糖質」などと表記され、
よく目にするようになったその病気ですが、
わかったつもりにならずに、一度目を通す価値のある、
貴重な手記だと思いました。
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by yo54321yo54321 | 2015-12-30 20:50 | 日記
2015年 12月 03日
次は右岸へ・・・
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本日も、会社の先輩のありがたーいお言葉に甘え、
自宅療養中です。(「明日も休みなさい。無理しても誰も喜ばないよー」)

病院で貰った薬を飲んで横になってる分には元気(?)なのだけど、
動くと激しい動悸・息切れですごくしんどい。
とりあえず、先週末に図書館へ行っておいてよかったです。
ただ横になるしかやることがないので凄い速さで読了していますが、
たまたま手にした2つの作品の内容に共通項が多くてなんだか不思議な気分。
パクリとかじゃなくて、本当に偶然なんだろうっていうのはわかるのだけど、
この要素って、そんなにかぶるものだったかしら。
そして、ランダムに選んだその2冊を、こうして続けて読むという運命(←大袈裟)

・人を惹きつける魅力があり、誰からも愛される"特別な"兄がいる
・兄が自殺する
・妹は兄を好きだった
・一風変わった家族

って、なんだかこれだけ見ると、こじつけか、って感じですね。
読みながらもっと、「この展開、なんか似てるなあ」とか思ったのに、
端から忘れてしまいました。へへ。

最初に読み終えたのは、『さくら』/西加奈子、
次が『左岸(上・下)』/江國香織、です。
この2人の小説を読むことが最近ちょっと続いております。
読みやすい日本語で、通勤電車でさくっと読めるし、
何も考えずに選んでも大きなハズレがない、所謂、個人的安牌なのです。


さて、上記の2つが似ている、と上で書きましたが、
似ているのは設定で、内容の方は大きく違います。
すっごく簡単に言えば、『さくら』が家族の物語、『左岸』は恋愛の物語です。

『さくら』の兄の、「ギブアップ」には胸がしめつけられました。
登場人物たちの不器用さや、優しさが、
いつの間にか親密に迫ってくる良作だったと思います。

『左岸』の方はというと、まず最近の私の傾向として内容どうこうよりも、
江國作品の主人公の性的奔放さ=だらしなさ、
加えて、他人を思いやる能力の欠如、
の二点が無性に気になってしまいます。もう、道徳ババアですみません。
そこじゃない、そこじゃないよね、江國作品の楽しみ方って。
わかってる、でも、なんかもやもやして、
そして最後に思い出すのは村上龍のあの言葉です。
「自分の欲しいものが何か分かっていない奴はその欲しいものを手に入れることができない」

誰とでも寝る女は、自分が本当に欲しいものがわかってなくて、
わかろうともしなくて、わからないまま流されて、だから何も手に入らない。
一見何かを手に入れたように見えても、何も手に入れていない。

本当はナニカが欲しいくせに。
そのナニカは、自分自身にしかわかってあげられないのに。
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適当にこの作品を図書館の本棚から選んだ私は知らなかったのですが、
これ、『冷静と情熱のあいだ』に続く(続編、というわけではなく)
辻仁成とのコラボのようですね。
ネットでちょろっと調べたところ、辻さんの方が面白いというレビュー多数あり。

『左岸』を読んだだけではわからないままの謎も多いし、
『右岸』も近々、読んでみたいと思います。次は右岸だ!ウガンダ!
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by yo54321yo54321 | 2015-12-03 11:20 | 日記
2015年 11月 20日
だいじなひみつ
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納豆とか、お豆腐とか、なにかさっぱりしたものを食べよう。
と、最近の身体の不調のことを思って歩いていたら、
お気に入りのアンテンドウから聞こえてきたなんと半額セールの呼び声。
例えば400円分パンを買ったら、200円の金券が貰えるんだそうです。
おおお、これは!と無意識に足が動いて、
結局BLTサンドとチェダーチーズのパンを購入しました。うっとり。
"千もの夢が、パン屋さんのオーヴンの中にある"のです。

ポストを開けたら私宛ての封筒が入っていて、
ラプンツェルの可愛らしい切手が貼ってありました。
ディズニープリンセスに心を躍らせるような年でもないけれど、
「あら、」と思って、ちょっとフフッてなって、
そしてこういうささやかな気遣いが出来る大人っていいなあと思いました。


さて今日、少しだけ通勤バッグが重いのは、
岩波少年文庫が2冊入っていたからです。
先日ジブリ映画を観てあんまり感動できなかった、
消化不良の『思い出のマーニー』

たまたま図書館で遭遇したので、借りてみました。
ジブリの映画版よりはずっと主人公が魅力的だったし、
物語の世界に入り込んで読むことができました。

1つの原作があって、それを元に映画を作ろうと思う時、
(そんなことしたこともないので、どんな手順かは知らないけれども)
ストーリーの骨組みや登場人物はすっかり決まっているので、
エピソードを並び替えたり、どこの場面を強調するか決めたり、逆に削る部分を探したり、
そういうのを考えるのが監督さんの手腕なのでしょうが、
もし自分だったら、この作品を読んでジブリ版みたいな始め方はしないなあ、だの、
どうして、この素敵な台詞を、使わなかったんだろう?だの、
いちいち思ったりしました。
あと、なぜわざわざ現代の日本に舞台を置き換える必要があったんだろう?


アンナのような、「世界には内側と外側があって、自分は外側だ」
と、なんらかの理由で思ってしまっている子供のことを、
なんだこのひねくれ者のガキ、としてしまうか、
それでも人を惹きつける魅力を持つ子供にできるか、
それは本当に紙一重なんだろうなあと思いました。


原作の中で私が一番好きな、ふたりの少女のお喋り。
「あなたは、あたしのだいじなひみつだってこと知らないの?」
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by yo54321yo54321 | 2015-11-20 07:42 | 日記
2015年 05月 19日
圧倒的生命力
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主人がベランダで育てているミントが、
かなりの勢いで繁殖したので間引きをされて、
「これ、なにかに使って」と、空き瓶にただ水を張って差してあるのですが、
ミントの生命力ったら確かに圧倒的です。
もうどんどん、新しい根っこが生えてきているのがわかります。

ミントティにしようと思いつつ、
家にティーポットがないので、早く購入せねばなりません。
でもこのミントを見ていると、
当分枯れることなんてなさそうだし、
まあ今度時間があるときにでも探してみるか、とかなり悠長に構えています。
シンプルで可愛いポットが欲しいです。


こないだの土曜、TDLに遊びに行った日の朝に、
久しぶりに文庫本を買いました。
パークがものすごく混んでいて、アトラクション2時間待ち、という事態にもしもなったら、
のんびり読書でもしようかなと思って買ったのです。

周りの景色や人々を眺めて楽しむのもいいし、
一緒に行った主人とお喋りするのもいいけど、
それでも手持ち無沙汰になってしまった時なんか、
ピコピコいじるスマホも私にはないので、
本が一冊あれば困りません。

しかしながらありがたいことに、
結局パークは、本を開く必要がないほど空いていて、
最初の10ページ程度しか読み進めていません。

それで通勤電車の中で読んでおります。
好きな作家のインタビュー集です。

彼が相手を変え場所を変え、繰り返し言っていること。
長い間彼の作品を愛読しているけれど、
ああ、そうなんだ、と、発見があったり、感心したり、
おかげで彼の古い作品を、もう一度読んでみたくなりました。

次の日曜日には、近所の図書館へ行こう。
そして気の利いたティポットも探そう。
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by yo54321yo54321 | 2015-05-19 08:52 | 日記
2015年 02月 04日
ジャーナル
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先日買った岡崎京子のエッセイ集を読み終えて、
人生で一番彼女に傾倒していた10代後半の自分を思い出しました。

無論今でも彼女を特別に好きですが、
まだ高校生だった私は、この比じゃないくらい彼女の作品を好きで、
そこから様々なものを消化吸収しようとしていました。

そうだそうだ。

私は彼女について話す時によく、「若い頃影響を受けた」と言いがちですが、
それはもっとずっと貪欲な行為だったかもしれません。
彼女の作品を、言葉を、ほじくり返し、咀嚼し、むしゃむしゃ自分のものにしようとした、
積極的な衝動だったように、今、ふと思いました。

影響を「受けた」のだけども、受動的ではなくて、かなり能動的な。


まあ、よくわかりません。
何でも終わった瞬間/思い出になった途端に、
どんどん「ストーリー化」されてしまうから、
あれから20年ぐらい経った今の私が、
「私が岡崎京子を初めて目にした時の衝撃は、こうこうこうで、こんな風に彼女にのめり込んで・・・」
なんて語り出したはしから、それは100%の事実ではなく、物語になってしまう気も、します。
うまく言えませんが。


今日は、岡崎京子についていろいろ思うところがあり、
1冊読了した記念にブログに書こうと思ったのだけど、ひとつ思い出しました。

それはオカザキ・ジャーナルの巻末、解説の言葉です。

 「実はこの解説を書くに当たって、初めて岡崎さんの言葉を読み、マンガを読んだ。
 (ちなみに小沢健二の曲もまともに聴いたことがない。
 両者とも、ファンや評論家が思い入れたっぷりに、
 過剰な作品論、人物論を交わす伝説的な存在。
 それがなんだか重すぎて今までずっと敬遠していた)。」

ふむふむ。
かくいう私は、熱烈なファンサイドの人間ですが、
この解説者の気持ちがちょっとわかってしまったので、
過剰になるに違いない「読書感想ブログ」は、
今回はこういう感じでお茶を濁しておこうかな。。。なんて思ったのでした。
オカザキ・ジャーナルすごくよかったよ。特に前半。

おしまい。
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by yo54321yo54321 | 2015-02-04 18:04 | 日記
2015年 01月 08日
冬の電気
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1Fのポストに届いていた電気の利用明細を見て愕然としました。
今まで3000円代だった電気代が一気に5000円近くまではね上がっております。
使っちゃうんだよねー、暖房。

でも、寒くして風邪ひいたら最悪の場合会社も休まなくちゃいけないし、
病院に行けば1000円2000円なんてあっという間に消えちゃうことを思うと、
この程度の電気代の増加は許容範囲かなと、
マンションのエレベーター内で、気を取り直したのでした。


さて、行きつけの図書館の長期休館に胸を痛めた私は、
携帯版青空文庫の存在を思い出しました。

今日から携帯電話で読書してます。
で、とりあえず、『ドグラ・マグラ』読み始めました。

私、図書館ではア行の作家の本棚から順番に潰していってるとこだから、
多分、少なくともあと3年は到達しないんだよね、夢野久作。

そもそもア行の作家から読むというのは、
あまり時間に余裕がないときに弾丸で本を借りに行き、
入口に近いのがアだったからそうしただけなんだけど。

とにかくアの棚から、って思ってバババババって選ぶと、
普段読まないジャンルの本との新しい出会いが結構あって、
なかなか気に入ったのです、このスタイル。

でもまあ、まだやっと『イ』です。
しかも、図書館、休館。

さてガラケーで読書というのは思ったよりはかどりません。
特に夢野久作なんて、やたらに当て字が多いし、ルビとか注釈が多くて読みにくい。
あと、「あああ・・・お兄さま・・・お兄さま・・・あたしです・・・妾(あたし)です・・ああ・・」
みたいな女性の叫びに冒頭いきなりページを割かれており、
ハタから見ると、ん?携帯でなに読んでんだBBA、やれやれ。
みたいな感じになりそうです。
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by yo54321yo54321 | 2015-01-08 11:11 | 日記
2014年 12月 18日
カミングアウトチキン
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昨日の夜のイタリアンレストランで、
最後に食べきれなかったデザート盛り合わせの中からタルトを、
持ち帰り用に包んでもらって今朝食べました。

おいしい朝。


ところで最近の、
“図書館のア行の本棚から適当に本を借りる”形式の読書習慣ですが、
実はその、入口に一番近いア行の本棚というのもね、
正確に言うとア行というか、ア、と、イ、なんです。
駅前出張所みたいな、そんなに大きくない図書館で、
ごくたまに何かの手違いで江國香織なんかが紛れることもあるにはあるけれど、
基本的にその棚は、ア、と、イ。

でね、好きじゃない好きじゃないと言いながらまた借りてしまったわけ。
伊坂幸太郎。
もうね、どうせ文句言うんだから読むなって感じですが、選択肢がなくてね。
『モダンタイムス (上)(下)』

ところがなんとなんと、
まだ読了はしていないのですが、今回は面白いです。

相変わらずアレがアレなんだけど、
なんかもう突き抜けたんだな、という感じで、いっそ面白いわけです。
アレっていうのは勿論、村上春樹のことです。
伊坂幸太郎が「全然意識してない!」ていっくら否定ても否定しても、
周りからやいやい言われ続けたんだろうなあ。
そして、なんというか、ワタナベ君やゴタンダさんが堂々登場するという、
面白い吹っ切れ方をしたようです。

内容もオマージュ的な・・・
いや、ほんと、面白い吹っ切れ方です。


ただね、暴力描写がちょっと苦手。
それはこの人が上手いということなんだろうけど、
すごく想像できちゃうし、痛いし、怖い。
帰りの電車で読んで、駅に到着して、家まで暗い道を歩いたりしてると、
後ろから近づいてくる足音にびくびくしちゃいます。

昔どっかの偉い作家先生で、たいそう臆病な人がいたそうで、
弟子たちにその臆病を嘲笑されると怒って、
「臆病ということは、想像力が豊かということだ。
 想像力が豊かだからこそ単なる暗闇にナニカを見、
 単なる風の音にナニカを聞くんだ」
みたいなことを言っていたのを思い出しました。

そうです。私もこの無駄な想像力のせいで、
小説の中に出てくる怖い描写が異様に怖いし、
痛い描写が異様に痛いんです。アイタタタ。


読んでいる本が読み終わりそうになると、
鞄に次の1冊を忍ばせることにしているのですが、
さて今回借りた本、あとは綾辻行人の『Another』が残っております。

綾辻行人と言えば、まだ実家にいた頃母がよく読んでいて、
私もそれを片っ端から拝借して読みましたが、
私の記憶によると、毎回どっかの館でなんかの事件が起こって誰かが解決する、
みたいな流れだったわけです。
推理小説、というか、ミステリ小説?

でも今回Anotherをよく見たら裏表紙に、
「本格ホラー」と書かれておりました。あっれー?ホラー?

伊坂幸太郎でさえ怖いというのに、
本格ホラーなんて読んだ日には、
夜道歩けなくなっちゃうかもよ。
この本は読まずに返してしまった方が自分のためかもよ。
と葛藤しております。

昔はここまで怖がりじゃなかったのに、
年々怖がりになります。
60歳ぐらいになったらグリム童話とか読んでも怖くてトイレに行けなくなっちゃうんじゃないか、
と危惧する今日この頃です。
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by yo54321yo54321 | 2014-12-18 22:29 | 日記
2014年 12月 17日
Carriera
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ヒルトンの地下に潜って、
オケの友達とクリスマスディナーを頂きました。

あちこちに飾られたツリーとか、イルミネーションは、
いくつになっても私をうきうきさせてくれます。
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前菜の盛り合わせからスタートして、
バーニャカウダ、カルパッチョ、魚、お肉、
最後にウニのパスタとデザートの盛り合わせ。豪華!贅沢!
こ、これは大人数じゃないときついです。でも、どれも美味しかった。
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今年も1年お疲れ様でした。


私達のオーケストラにも変化の時期が訪れていて、
そのことを考えると、頭ではわかっていても、やっぱり寂しい気持ちになります。
主に社会人が、趣味でやっているアマチュアオケなので、
若い実力のある人は時期がくれば抜けていくし、
ましてやどんどん忙しくなるプロの方が、いつまでも在籍してくれるわけもないと、
うん、理解はしてるんだけど。

自分自身も、2月の演奏会が終わったら、
今度こそ休団をして基礎練習をばっちりやろうと思っています。
本当は今期休団する予定だったのですが、
「せっかくの10周年だから」ということで、とりあえず先延ばしにしておりました。

でも今考えたら、先延ばしにして本当に本当によかったです。

どうやら2月の演奏会は、
特別なものになりそうです。


ああボウイングつけなきゃ、とか、ピアコンの16分音符が弾けないやとか、
週末の練習に向けて最後の最後までボヤきながら解散。
今日は電車の中で阿川佐和子の短編集を読んでいたのだけど、
「偉大な作曲家も皆、その時代の日常を持った一人の人間だったのだ。」
という一文が最後の方に出てきて、あたたかい気持ちが胸に湧きました。

クラシックのことなんて、今もわからないけど今以上にわからなかったオケ入団当時、
トレーナーの方々や、先輩や、先生や、指揮者の方が、
音楽に纏わるたくさんの話をして下さって、
ある瞬間から、これまでとは決定的に違うイメージでもって、
ベートーベンやブラームスに向き合うことが出来るようになりました。

その時に私を捉えたのも、彼女と同じ気づきでした。
偉大な作曲家が、一人の人間だったこと。


あの新鮮な発見が連れてきた豊かなイメージ、
最初にそれを考えた時の、目の前が明るくなるような感動を、
思い出してまた感動しました。
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by yo54321yo54321 | 2014-12-17 09:03 | 日記