2014年 06月 09日
思い出のデカメロン |

そんでもって全社会議の日恒例、S氏とのランチに行きました。
お喋りをしながらデカメロン物語に出てきた女王様の話を思い出しました。
正確に言うと、女王様の話がどんなだったかはすっかり忘れてしまったのですが、
その女王様に誰かがこんな言葉をかけるのです。
「女王よ、御心やすけく進み入りたまえ。未来のことは知りうべからず」
そうそう。まさにそういう場面に、
私の大事な友達がいるわけです。
そういえばデカメロン物語にはろくでもない女ばっかり出てきたことをついでに思い出しました。
確か浮気をしてその現場を旦那に押さえられたどこかの姫かなにかが言い訳の挙句に、
「あなたは酷いひと。
私の言うことより、自分の目で見たことを信じるのね」
みたいなことをしゃーしゃーと言ってのけて泣き崩れる、
そんな話があったような。
かなり遠い記憶なんですけど。
デカメロン物語ってなんぞ!と思ってわくわくしながらページをめくったらそんな話のオンパレードで、
幼いながらに自分の純粋な好奇心を冒涜されたような、
わけのわからない恥ずかしい気持ちになったものです。
今はもう本当に、いろんな小話の断片とか、
断片どころか前後のシチュエーションがまったくわからないただの誰かの言葉だとか、
そんなものしか覚えていません。
それでいったいデカメロンというのは何のことだったのでしょうか。
今日のランチの話と全然関係のない日記になっていますが。
ロコモコ、食べました。
by yo54321yo54321
| 2014-06-09 23:35
| 日記